おいしいパン

nae586252014-11-23

三連休中日の日曜日。朝はまた暖かいし晴天なり。今年は暖冬かな。
実家へ母親の誕生日だったので、家族で集まりささやかなお祝いの食事会をした。妹が店を
探したが、予約で一杯なとこが多く困ったらしい。近場だが穴場ぽい、ドイツ料理の店へ
限定10名先着だけとかの、コース料理を全員注文するが多くて最後は食べきれずで困る。
見た目より小食なので一度に沢山食べれない。プレゼントをみなが渡して、おめでとう。
父親はいつも参加しないが、20日の誕生日に三笠(まんじゅうです)を二つ買ってきて
あげたらしい。聞いて思わず大笑いしたなー 父親らしいよ。
また実家に戻り、押入の片付けをしてたら出てきたと父親の古いセーターを五枚、家人にと
貰う。ワニのマークのある上等ので古いが、きれいにしまってあったので帰って出すと家人
は喜んでいる。私もだが家は娘A子さん以外は本当に服を買わないんだよ。ほかにも上等の
お茶やこんぶ等紙袋に大量にもらった。やれやれ
夜に娘が岡本でフランスパンを買ってかえって、ドイツハムと胡瓜をはさんで食べる。ハム
は濃い味でビールも味が濃いしドイツ人は、濃い味が好みなのかしらん。私は薄味が好きな
ので日本の生ビールの方が口に合うかなー ソーセージはおいしかった。
寝ながらいつも本を読むのに、あれと思ったのが村上春樹のエッセイに木山捷平の詩集が出
てきたので、「秋」の詩が好きだと書いてある。秋をけりけり ふーんいいなぁなんだかね
最近、木山の本をまた読んでいるので嬉しいのと、へぇ村上さんが木山の詩が好きなんだと
びっくりしたのだなぁ。
木山がこの「秋」を書いていた二十八才の頃は、たしかにヒマはあっただろけど生活は貧しく
小説家になれる前で、毎日酒は飲んでイライラすると妻にすぐ手をあげていたのを日記で知る
が詩人でもあった。あちこち作家志望仲間や作家になった友人の家をお互いいったりきたり
していたんだな。でも今ならどうだろう、携帯でメールしてマンションの鉄のドアをコンコン
しても気がひけるし、窓の外から小石を投げてコンと音がして部屋の中から友人が顔を出して
にこっと外で新しい靴をはいた友人が立っているなんて、今の現実では無理だし。
でも昔でも私は、そんなの無かったなぁ