祇園から三条

nae586252014-11-10

朝から気持の良い晴天なり。昨日は一日雨ふりだったのが月曜は、秋晴れ。今日は予定通りに京都へ
半日出かけて街歩きを楽しんだ。
河原町四条から、鴨川を渡る時に前から歩いてくるご婦人にシャッターを押してくれるよう、お願いしたら
近くで見ると、芸妓さんらしく普段着の洋服だけどすぐわかり京都弁で「ここでよろしおすか?」と聞き
パチリ。色白で薄化粧だが色気があったなーと思って祇園までいき小物屋で買うのがあり見てたら、本物の
舞妓さんがすっと入ってきて何やら奥で買い物している。今日は運があるのかも、とか思いながら花見小路
に入ると、大きな声の中国人がここでも団体でいた。日中関係がどうとか言ってるが、このところの中国の
方の日本に来てる数は相当なもので買い物もすごいお金を使っているだろう。国のトップと庶民では違いが
あるみたいだよ。なんて思ったりしてアガり三条の手前を左に曲がると、ギャラリー思文閣がある。
ここは二度目で、最初に来た時に戸田勝久氏と初めてお会いした。もう五年ほど前になるかも。このギャラリー
は京都でも指折りの有名な人がオーナー。
ゆっくり絵を見て戸田さんと少し話す。来月某雑誌に湯川書房について本を撮影して原稿を書かれたとかで、
読むのが楽しみ。絵は、星をつくる工場のモチーフにした夜の青空に星くずが空に飛んでいく絵が印象に残った。
そのあと、紅葉には少し早い街を眺めながら久しぶりに善行堂へたどり着く。また迷って途中で電話した。
店内は、前きた時より倍ほど本が増えていて本に埋まっている感じ。山本さんが神戸の方はどうですか?と
あれこれ聞かれるが、あまりパッとした話もない。しかし今日は目あての本があり、今までで一番多く買った。
金額も今までで一番高いだろう。しかし欲しい本がきっちり揃っていたのはうれしかったなー
銀閣寺まで来ると、哲学の道は紅葉していた。今日は思いだすことも多い日で、あれこれ動いた甲斐もあり
久しぶりにひとり歩きして収穫も多く、なんだか京都の奥の深さを感じた。夏以外はまた来たいね。