立冬なれど

昨日、更新したはずの十三夜が何故か消えている。はて?
今日から、京都三条京阪近くの思文閣ギャラリーで、戸田勝久展がはじまります。メルヘンな絵の
多い戸田さんは稲垣足穂の小説を絵にしたのも多く研究者です。日本画も多く、個人的に湯川書房
挿絵が好きですね。湯川書房の本のコレクターでもあり、多才。神戸の近所に住まれているのもあり
顔を合わせる機会もありますが、大変人柄の良い方ですね。今回はパリで個展をしたものを展示する
とか。私も一度、拝見しに行く予定。雨が少し心配だ。
どうしてかわからないけど、画家の知り合いが割に多く案内状をいただくと行ける範囲で出かける。
石井一男さんもそうだが、今年は11月末に個展が予定されているので今から楽しみにして待っている。
石井さんのことを「奇蹟の画家」で本になり、書かれた人も知っているが中に出てくる人も知り合いが
多い。以前あった喫茶店に石井さんが、ふらっと来られることがありその店で話をして絵も見て無名の
ころから、すごい絵だ。とファンだった。あのころに無理して絵を買えばよかったなぁと思うけどね。
来週は、タカハシノブオ展を見に行くのでこれも楽しみ。無茶苦茶な人でよく元町通りで飲んだくれて
寝てたのを見たと、友人が話していた。でも絵にはインパクトがある。よく新開地のゴッホとか呼ばれ
るらしい。神戸の絵描きというと、小磯良平とか出てくるけどタカハシノブオも確かに神戸の絵描きなんだな。