青山二郎て誰

台風19号、今度は本当に上陸し夜は、はげしい風がごうごうと吹き荒れて大雨。突然、すごい
雷が落ちる。脅しまがいなんて言ってすみません、本物の台風だ。JRは全線ストップし出かけ
られないし車で昼はやめに買い物してから、ずっと家にこもる。
はやい晩ご飯を家族で食べている時、テレビで偶然に東京のポラン書房が出ている番組あり見て
いた。名前は聞いたことあるが行ったこと無いなあと思いつつ店の中が映るが、なんか良い感じの
店だなぁと、癖で本の背文字を追う。若い男性が主役で就活嫌いで好きな古本屋の仕事をしたかった
とかで、ネットに売りに出したり古書会館の市で入札したりふんふん楽しそうに見えるなと、結構
ちゃんと撮ってるなとか思ったりしてると、年配の女性の家へ蔵書を買取に行って査定しているのが
ある。大した本の数じゃない(私の方がまだ何倍かあるかな)人の本を見ている気分になり目が止まり
これで幾らかなーとか最後に査定した金額を言うまでに、女主人が値を高めに何度も言い鼻白むがまぁ
本売るのはお金が欲しいからだけど。誰かがあんまり欲どしい高値で本を積んで帰る間際に請求して、
本を全部下ろして断った(らしい)エピソードもある。こっそり言えば逆もある。本当は二十万はする
古書を知らぬ顔して300円で買取りボロ儲けするのもほんまにおるし。最近は知りませんが
結局、11000円で買取してちょっと高くないかいと思ったら店主に高いと怒られていた。買った本
が全部売れるわけじゃないからね。見てると、青山二郎の本が出てきて娘が誰?ときくが、咄嗟に作家?
装丁家、目利き、白洲正子の師匠とか思い浮かぶもののはてどれと言えば良いんだろうね。とか思いあれ
どう答えたんだろう。ポラン書房は、池袋から20分ほど電車に乗ったところだと一度行ってみたくなる。