ロードス通信

九月になり訃報が続く。有名人では山口淑子山口洋子。神戸では、ひっそりと一古書店ロードス書房
の大安さんが亡くなったのを知る。前から闘病されてるのも知っていたが、もうロードス通信が読めない
のは、さみしい。親しくお話すると言うより、いつも大先輩のお話を聞く感じで最後に言われたのが、
古書市で一般人で小さいブースで本を売り、最終日に売上をいただいた時に「まぁまぁやな」とおほめ
かどうかな事を言われた。あの時のロードス書房の売場はさすがな品揃えでプロの力を見せつけられて
堂々としていたなぁ。等など思い浮かぶ。
お店は去年にやめて神戸駅近くで倉庫を借りて本を置いていたと思う。最後のロードス通信は表紙裏に、
いつも辛辣な短文を書かれてそれを読むのが楽しみでもあったけど、年末にひどい亡くなり方をした神戸
古書店の人についてだった。が、これが大安さん独特の文でとても追悼とは言えないようなセキララな
のだったが、まぁ追悼の裏返しなんだろうね。ロードスさんの追悼を出す古本目録は出るのだろか
秋風と共にいなくなってしまうな。