貧乏は幸せのはじまりか

朝から、すごく暑い日でまた夕方にマンションの植え木の水やり(掃除のおじさんがやめたので
水やりする人が不在)をしないといけんなーと思っていたら、午後4時頃にゲリラ豪雨みたいな
雨が降った。外にいた人は濡れて困っただろうけど、個人的にすごくうれしい雨だった。どうして
お金も貰わないのに水やりしないといけなくなったのか、あれこれうんざりするような理由があるが
面倒だし書かない。お陰でいつ雨が降ったかカレンダーに印をつけているが、前に降ったのが13日なので
一週間ぶりの雨、日曜日だけ降っている。東京も大雨が降っているらしい。
ようやく新刊の『貧乏は幸せのはじまり』岡崎武志ちくま文庫)を手に入れて読む。前の単行本も買って
読んでいるが、増補の荻原魚雷氏と、ますく堂のインタビューも読みたいので購入。しかし文庫で927円
は安いとは言えん。貧乏な人には(本文に出てくる人など)大金だなぁ。とか思う。いや本代は別ですね。
偶然というか古本つながりで、岡崎さんはじめ魚雷さん、ますくも割に昔からの知り合いで何度も飲み会も
一緒にしたのでよく知っている。皆さん、普通じゃない古本好きなのが共通している(笑)そして若い頃に
かなり貧乏暮らしをしている。後者二人は現在もらしい。まぁしかし貧乏話はネタとして受け取るように
したい。言わずもがなだけど、本当に貧乏で困窮している人はこんなのじゃ無いもっと悲惨でネタになど
できるものじゃない。なんて本人もわかっているんだよね。
 幸いというか、私自身は食べるのに困るほどの貧乏は生まれてからしたことが無い(と思う)金持ちでは
無かったけど生まれた家は持ち家だったし神戸のマンションもそうだったので、家賃を払うことが無かった。
生活は質素だったし贅沢もしなかったけど、両親共稼ぎで食べるのに困らなかった。同年代の人と話してる
と子どもの頃は、麦ご飯だったと言う人が多いけど食べたことがなかった。ずっと親と同居して結婚した時
は始めアパートに住んだけど三カ月だけで県営の3DKの住宅が当たりすぐ引越して、家賃も安かった。
家人が一時的に失業したり転職して収入が半分なったり貧乏だったけど、生活できない。ほどじゃなかった。
毎朝、コーヒーを飲みに喫茶店もその頃から行ってたし。私もパートで仕事したり、二年で元の仕事先から
声がかかり、大手のSEに戻れて今も同じ会社で始めは派遣だったのが社員になりで、収入も安定した。
それでも質素な生活はずっと続けている。自慢じゃないが今年、服はジーパン一本(破れてはけなくなった)
シャツ一枚、下着二枚しか買ってまへん。出かけても買うのは本が一番多い。それも百均が一番多いし。
たばこも吸わないしお酒も余り飲まない。化粧もしない。朝のコーヒーが一番の、ぜい沢かも。外食もしないなー