花子が花嫁

七月は風邪で寝たり起きたりしてる内に半分が過ぎてしまったな。しつこい咳で、声が出なくなって
電話しようと思っても声が出ないのでやめる。そうこうしてる間に、テレビの「花子とアン」では
花子が村岡さんと結婚している。あらまぁだ。白無垢ではなく、黒地に赤い模様の振袖を着ていた。
花子役の吉高由里子は、着物が似合うな。首がすらっと細いし肩も小さく撫で肩で口元に品がある。
先日、友人と会ってテレビの話になった時に「何を見てるの?」と聞かれた。友人はアツシの出ている
学園ドラマ(タイトル失念)を毎週見ている。と熱心に言うが、こちらは全く見てない。昔のも碌に見
てないし。学園先生モノは、わざとらしいし好きじゃない。と言う。アツシて「ビブリオ古書堂」の本が
読めない青年で出てたのは、毎週見てた。と言うと、友人はタイトルすら知らなかった。
いつも見てるのは「花子とアン」だなぁと言うと、これも友人は全然見ていなかった。私が最後に美輪サマ
が「ごきげんよう、さようなら」と言うのを似せて言うと、びっくりしていた。店の隣にいた女性二人連れも、
少しびっくりしてこっちを見た。でも、普通はさようならも「ごきげんよう」と言う。おはよう、こんにちは
さようなら。を「ごきげんよう」と言うんだよ。と友人に話すと、これもええっそうなの。とびっくりされた。
しかし明治なってから子爵や伯爵だのできたので歴史的には短いものだし、成金がコネと金使って爵位を手に
入れたなんて家も多い。お祖父さんは極貧の武士ですらない下位の使用人のこともある。伊藤博文もかなり、
貧しい下級武士の家だった。そんな方がたが、明治維新で偉人になり大きな家を持ち子どもに品格を持たす
ために、ごきげんよう。とあいさつしだすこともある。多分。
面白い偶然で、村岡花子が一時家庭教師をしていた近所の子爵の娘さんがいるが縁があるらしい。不思議だねー
世の中は。