歩きつかれて

ふとラジオから、高田渡の「生活の柄」ライブの歌が流れてきて、思わず聞き入ってしまう。
歩き疲れて寝たのです。ああるきつかれてねたあのですと何度もくりかえす、高田渡がまだ若く
元気がある(声が若い) 正直、元気なころは高田渡のことはそんなに知らずにこの数年前に
この歌など聞いて、好きな歌のひとつになったんだな。あんまり若い時に、この歌の本当の感じ
はわかりにくいかも。
月曜から大阪で、性質の悪い風邪菌をもらったらしく咳と喉の痛みに体がだるく熱も出た。こんな
風邪ひいたのも久しぶりな気がするが、そのしんどい日の朝から晩まで人が訪ねてくる。詳しくは
言いたくないような、要するに自冶会で契約している清掃関係の某さんが日頃から、あまり仕事を
しないと上の役員に不評だった。その某さんが先週に急病で病院にいき聞くと、腸閉塞で手遅れ寸前
で手術しそのまま入院したと電話があった。仕事は二週間で退院後にまたする。と言う。そんなに
すぐ治るんだろか、とは思ったものの言わずにま、8月には復帰するだろうと連絡したのが、これ
幸いとばかりに、やめさせて新しい人を派遣してもらえ。と朝の8時に家のピンポンを鳴らして、
ぶ厚いファイル持って、こちらは風邪で寝てるのにご注進に二回も来るわ、そんな入院中にやめて
くれなんて言えませんと言うと、それなら私が言うし手続きもするから任せて。と、もうこうなると
相手の術中にはいった感あり。断りきれず、仕方なくそれならお任せします。と言ってしまう。
まるで会社の上役が気に入らない年寄りの部下をやめさせたくて仕方ないとこに、急病で入院した
良い機会だと課長に強引に辞職勧告させるよう命令してるのと同じじゃないか。
しかし、おばさんには上役も勝てん。私は某さんと気が合っていたし、どうして私が役付きの時に
やめさせることになるのか、出てきた時に顔が合わせられないよ。風邪と精神的落ち込み激しく寝て
起きられず。外を歩いても、歩きつかれて寝たのです。大人なんか嫌いだ〜おばはんはもっと嫌いだ