「こころ」連載中

nae586252014-05-15

毎朝、必ず新聞を読む。ウチは朝日一紙を20年ほどとり続けているが別に特にこだわっているわけでは無く、読売はG一色みたいなのがイヤだしナベツネが大嫌いなのでNO。神戸は地元紙で良いんだけど、これは地元の喫茶店とかで読む。まぁそんなので同じ新聞を購読している。
この頃、毎朝読んでいるのが4コママンガと漱石の「こころ」を読んでいる。これは何でも朝日に始めて「こころ」を連載したのが百年前の1914年の4月で、百年記念で再開したのだとか。
今日は「先生の遺書」十九、かなり久しぶりに「こころ」を読んでみて、やっぱりこう短い章ひとつだけでも漱石は、すごい。と思わざる負えないもの感じてしまう。こんな言い方したら語弊あるだろうが、今の新聞小説などレベルが違うのよ。まぁ現代の作家が漱石に負けたと言われたって反論できないだろけどね。
それで途中から読み始めたので、はじめから読みたくなり家には無いので近所の仕方なく小さい本屋というか書籍コーナー売場で捜したが、漱石の本自体が無い。ベストセラーばかりで純文学がまるで無いのだ。やれやれ、それならと遠い本屋へ行こうとしたら雨がざぁッと降ってきて傘も無いし諦めて家に帰った。でも読めないと気になるんだよねー
まぁ明日は三宮へ出る用があるから明日、買おうと思い夜になって、娘が帰ってきて、そうあんた「こころ」持ってるか?と聞いたら「あるで」、「ウソッ!」てなことでブックオフの105円シール貼った古本の「こころ」が手に入った。なんかすごいねーこれって偶然かしらん。と一人不思議がって、早速読む。でも「あれっ」と頭にひっかかるものがあり、また新聞をばさばさ広げて見るとやっぱり、文庫本では「先生と私」の項の19章なのが、新聞では「先生の遺書」19章なってる。
本になってから、変えたのだろか? こんな疑問は専門の先生などは多分よくご存知なんだろう。出来れば教えて欲しいと思うな。コメントは閉めているのでメールか何かで、それかてめえで調べなさい。と言われるかも。まぁこうして漱石の「こころ」からあれこれメモとって調べたりするのは楽しい。