蒲団さく

nae586252014-03-29

桜も咲きだしたと思ったら、今日はすでに芦屋のグラウンドの坂の桜並木は7部咲きも咲いている。この調子だと満開もすぐだな。
毎日、花見気分で浮かれているが今日は毎日寝ている蒲団がシーツを外すと皮(テ言うのかしら)が破け綿が見えているし、かれこれ22年も共に寝てきてご苦労様と新しい蒲団と交換した。
この蒲団は、震災前に子ども用に生協で一万円で上下買ったモノ。なんせ結婚時から余分な蒲団一枚無い貧乏所帯だったので、ひとりで寝るために小さめのドラえモンの絵が描いてある蒲団を今日まで私が使い寝ていたのだ。前にも書いたけど、震災で住んでいた持家の一戸建てがつぶれそれこそ裸足で逃げタ後に、家の裂け目のようなパックリ空いたところから家人が引っ張り出した蒲団で、避難先の大阪でも神戸に戻ってきてからも使い続けてきた蒲団だった。
震災後20年足らず、ずっと冬の寒い夜に体を温めてくれた思い深いものあるが年月の重み(私の)だね。新しい蒲団にしてシーツも新しいのを購入したら、ぐっと寝心地が良くなった。思えば、結婚した時に新しい蒲団を敷いた日から、二度目の新しい蒲団だ。