子規からの手紙

今日は祝日、お休みだけど普段から休みみたいになってるし余り日頃と変わりない火曜日。
朝に、えいやっとガムテープで封として近くのコンビニへ本の箱を持っていき、トンカ書店へ送る。店員さんが中年の女性だが機転が利いて天地無用とか料金の説明をしてくれ感じがよかった。この宅配便の料金てどんな基準なのか送る度に気になってたし、みかん箱サイズで5キロから10キロまでが1060円だと。ふーんいつもメール便ばかり送ってるし覚えておこう。
テレビはオリンピック一色で普通のニュースもしないしまた、こたつの上にある「猫」をパラパラ読んでいたら、初版本は上中下の三冊揃いだが中の序に、子規からロンドンにいる漱石へ手紙が送られていてその文が載っている。ロンドン滞在中の漱石は、ひどい神経衰弱で苦しんでいた時に却ってイギリスの風景を「猫」風に小説ぽくした手紙を漱石が子規に送り、それを病中で読んだ子規がとても面白かったから、また送れ。と手紙を書いたもの。
しかしその約束果たせずまま、子規は病気で苦しみ抜いて亡くなり、亡友の為に「猫」を捧げた。とあり現在の「猫」には序は無いし知らなかった。子規の手紙は読んでいて泣いてしまう。
この頁が例の切って頁を開いて読むので、切るのが勿体なくつながったまま覗くように読んでなにやってんだか買った本やのに、と我ながら貧乏症だし。子規は彼岸で「猫」を読んで笑っただろな