ぜい沢な食事

成人の日の朝は、晴天なり。東北では大雪で、振袖を着た成人の女の子が雪の中を歩いて、ああ着物がもったいないと思った（水に濡れるとダメなのよ）思えば、洋服より着物て高価だし洗うのもすごく高い。絹だしね全部。私の持っている着物もクリーニングに出したのは数枚だな（長襦袢以外）とにかく成人の皆さんおめでとう。
今日はお昼に少しごちそうを食べようと家人が例のお祝金があるので太っ腹で言い、神戸らしい洋食が食べたいとかで車で春日野道にある古い洋食屋Ｋへ家族でゾロゾロ歩いていき、食事をする。
お正月に殆ど外食をしなかったので、やっと正月らしい気分になり、オーソドックスなエビフライやカツと赤いスパゲッティと野菜サラダの付け合せが一枚の皿に乗っているランチを食べるが、なかなかおいしかった。長く続く店はおいしいのだなー春日野道の商店街は年に一度ぐらいこうして来るが、今日は開いていた勉強堂に入り古本を見て娘Ｋ子と合わせて８冊買った。娘は始めてで、ここの本屋良いなぁと言って家の近所にあったらええのに。と同感。ご主人はおらず奥さんが店番していて買った時に目録を一部もらった。これでしばらく読む本ができたと娘と喜んでいるのを、シラッと見る家人と長女。次女は小さい頃から本屋に連れていってたし、根が本好きらしく前に岡山の万歩書店へ初めて行った時も私と次女だけ興奮してよろこんでたもんね。
家に帰り、夜は正月にもらった牛肉を解凍しておき、すき焼きを鉄鍋を出して家族で食べるが、肉が普段食べないおいしいので全部きれいに食べてしまった。なんだか正月のごちそうのシメみたいな日になった。