アゴー書店とは

いよいよ師走に入るけど、今日は余り寒くなく上着を着て歩いていると暑い。まるで暑さ寒さも彼岸までかよ。
月末が日曜日で月初めにもなり、母親に頼まれて一緒に甲南へバスに乗って銀行へ。ここで定期が満期とかで解約するのに、すごい人が待っているので私だけ少し外に出て商店街と呼ぶにはささやかな通りを歩くけど、かっての賑わい遠く随分とさびしい感じがする。ここに高校の友人が結婚して住んでいるのだが店先を覗くものの居らず、ぐるっと先までいき戻ってきても五分ほど。銀行の中はATMの列はドアの外まで並び、二階の窓口は順番がすすまない。しかしなんとか手続してまとまったお金を下ろして、二人で天ぷらうどんを食べて芦屋の家の隣に住んでいた人の話など聞いていた。しかし65歳まで働いていた母親は永年ボーナスを12月に貰い(私等子どもには全く呉れなかったが)それで電化製品やソファなど大きなものを買う習慣が身について、年金生活になってもこうして積立定期を満期にして12月に出して今年も冷蔵庫を買っている。目の前で大金を出して付いてこさせてもバス代も私は自腹で出すし千円のお礼も昔からだけどくれない。
この頃なって世間ではそうじゃない。てのがわかってきたが、今更長年の親のケチが治るハズも無くだから全く援助なしで家が二軒持てるんやろねー せめてバス代ぐらい出せよと思うがそう近所の友人に言うと、いつか遺産で全部入るから良いやん。とか言われる。
バスに乗って帰る道に、ちょっと見にはわからないが小さなアゴー書店と言う古本屋があった。半分は、たこ焼きを売って奥の方に古本が見えて思わず入りたかったが親がせかすので残念だったなぁ。家に帰ると、今日前を通った甲南に住む同級生の友人からハガキが来ていてびっくり。一年以上会っておらず、これも虫の報せかな。