ジャック・ランダ・ホテル

いつもしょうもない御託を並べておそらく呆れられてるだろうこのブログ・・・たまには小説のことも書こうかと思ったのが、アリス・マンロー。海外小説をよく読んでて時事ネタにも詳しい方は、わかる。だろう、今年のノーベル文学賞をとられた女性作家。かなり高齢で、本人ももう新しい小説は書けないかもと言っていたと(間違ってたらすみません)短編の名手と評価が高い。
「ジャック・ランダ・ホテル」は『恋しくて』恋愛短編小説アンソロジーの中の一遍で、村上春樹が選んで翻訳した本で、ノーベル賞発表の前に出版されている。なんだか縁のようなの感じるねー
私は小説も読んだことなかったし、失礼ながら名前も初めて知ったけど、読んでみてじわっと引き込まれて読み終わってしまう。こんな小説、はじめて読んだ。一作しか読んでなくて言うのも、ええ加減かもだけどノーベル賞とる力がある人だと思う。そういえば、去年の受賞した莫言氏の小説の「紅いコーリャン」も初めて読んで、中国の小説(生きてる人ので)もすげえなぁと、思った。なんか自分の読書の浅さをバラしてるようなもんだが、そんなこともなければ読まなかっただろう。ハルキさんが選んで本にしなければ、手にとって普通に読めなかったかも。ノーベル賞を選ぶ人に村上春樹が生理的に嫌いでとらせたくないのが居るんじゃないかとも思ったが妄想と言うことで・・・