ふらんす物語

nae586252013-06-17

朝、結構あれこれ書いたここの日記の原稿をアップした途端、ログイン切れで消滅しボーゼン。どっと脱力して何もする気が起きないぜよ。前にも何度かあったけど、これ程力が抜けてしまうことも余り無い(と思う)
その内容が、近所の親しいおばさん方四人でタクシーで御影まで往復し、某喫茶店で果物がたくさんついたモーニング朝食を皆で食べたことだった。しょうもないこと書くなてことやろか・・・
家でムシムシと暑いのでパラパラ読みかけの本を読んだりしてるのに、せどり男爵が探しまわっている希少本、「ふらんす物語永井荷風のが出てくる。初版が1909年博文館から出版されると同時に検閲でつかまり発禁処分に、今は岩波文庫から出てるけど初版は、今も幻の本だと。そうなんだつうか発禁なったのが検閲係と本人が持ってたのだけ残ってる(らしい)、私はそんなお宝本と言うのか見たことない。荷風は家柄の良い出だがどこかでエリートコースを歩むのを嫌がり、大人になってから玉の井やら下町の遊郭に通い、ストリップ劇場の楽屋で踊り子とうれしそうに写真を写したり、そんな場所が落ち着いて居心地が良さそうだった。わがままで、生涯ひとり暮らしの陋屋で亡くなった時(昭和34年)は、部屋は荒れて汚れていたが当時で2000万以上のお金を鞄に入れてあったとか。骨は吉原の投げ込み寺に埋めてくれと本人は希望していたらしいが、父親と同じ雑司ヶ谷の墓に埋葬された。頑固じじいだったんだろねぇ。