虫けら太平記

nae586252013-05-22

東京で買った『虫けら太平記色川武大(文春文庫)を暑さを逃れて家の中を涼しくして読むけど、これがなかなか面白い。色川さん時代物も書くのを無知で知らなかったけど、田舎の百姓のまた下の身分の百太郎が、大水害から江戸に出ていつも殺されるかもと思いながら、縁をつくり次第にのし上がり成功していく物語。そう書くとなんだか色さんらしいかも。
この本は、三省堂の裏口の隣にある古書モールの、つん堂棚で買った本だけどほかにも欲しい本が並んで委託棚の中でも売れている感じがした。つん堂さん今も元気で本買いまくり売りまくってるのかなー 他にも行けたら西荻窪のモンガ堂とかも行きたかったけど荷物が重くて回れなかったんだな地図を持ってなかったし。
水曜は、その東京みやげの両国の絵のある酒とカステラを持って元町へいき、渡しておく。もう余り来たくない気もするのだが、こうして用がある。五月なってはじめて顔馴染の喫茶店にも顔を出せて女の子と話した。今度は前のバイト仲間のAさんにも会うようにしないと。そうして元町とも縁が切れない