岡山は万歩だ

nae586252013-05-03

五月になり三日、黄金週間です。我が家も人様と並び4連休がはじまり、今日は朝早めに皆起きて車で岡山へ日帰り古本屋ツァーを敢行。めざすは、あの一度はいきたい万歩書店。事前に一応、検索して場所を調べると本店のほかに支店が8店もあるらしい、う〜む行くなら本店だと神戸から西へ延々と車で走り備前を通り、岡山市内に入ったのが朝9時出発からで午後2時。とにかく何か食べようと目についた回転寿司店で休憩かねて昼食。しかし岡山てブックオフやツタヤブックスだすごくでかい新古書店が多いな。
めざす万歩書店は、そんなブックオフの建ち並ぶ先に一段と古ぼけた看板を出しはじめちょっと見には店も入口は小さく、なんか少ししょぼい気がする。しかし一歩中に入り奥深く本のジャングルのような本棚にはさまれた通路を歩いていけどもいけども続く本の森のすごさ。すごいなぁとマンガ本の多さとコアな品揃いに圧倒される。ちょっとひとくちでは説明できない奥深さがあるのだ。
さすが古本者の間で噂になる岡山に万歩書店ありの存在感、外の見た目と中のすごさの違いも面白いし大手チェーンのブ系には無い古本屋の面白さ。本の量が多いだけじゃないマニア受けする品揃いが良いんだよ。次女は興奮して、やばいを連発で美術書や漫画本を定価10000以上をレジで、美術書半額で県外から来た人は連休限定で1割引きサービスで免許提示で私の四冊も入れて6000円と少し、なんちゅうアバウトな値引きもうれしい。しかし娘と二人で、こんな本屋が近くにあったらやばいと言い合う。買い過ぎる。
いやはや万歩はよかった。岡山まで来た甲斐があったし神戸の本屋の少なさがあらためて悲しいほど、本屋が多いのもびっくりする。
そこから近いので倉敷へ走り思わず、蟲文庫へも少しだけだが寄れたのもうれしかった。倉敷美観地区はすごい人で最後に、どっと疲れる。小ぎれいなアトリエのような喫茶店でお茶を飲んで休憩しまた、車でひたすら夜道を走り神戸に帰ったら家に着いたのは午後11時だった。また本だけを買ってしまった。