回転木馬で椅子なおせば

nae586252013-04-19

朝は今日も晴天なり。えいやっと腰をあげてようやく京都へ行ってきた。
河原町で降りて久しぶりな京都に来て、目的はメリーゴーランドで開催中の林哲夫さん個展パリの書店風景。神戸でした際も拝見したが、今日は殆ど違う絵を出しているとか。カラフルなフランスの書店の絵が行儀よく並べられ、下にはフランス関連の古書と普通の古本が売られていた。ここへ来たのは二度目で道には迷わずいけたな。
読んだばかりの村上春樹新刊の話や京大である講演会の申込がすごいバリアみたいなので五面クリアしないと申込み完了しないとかアホな話ばかりしていた時に、ギャラリーの中に置いてある長椅子ソファの骨が折れて座れないとかで扉野サンが来られて工具を出して電気ドリルで穴をあけて板を折れた部分にあてて骨つぎ風に応急処置をして、それを皆で眺める。なんか京都らしいなぁ
小さな水彩画を昨日給料出して気が大きくなってるのか、あっさり買ったら額なしなのを「額ないの?」と言うと、その場で額に入れていただけるという図々しい否、親切で寛大な林さんに感謝してギャラリーを後にした。
前に京都へ来たのは、年も押し詰まった師走で南座の顔見世の歌舞伎を桟敷でみた寒い雪の舞う日だった。今日は都をどりの最中で、舞妓芸妓さん方は舞台があり夜はお座敷で、とても忙しい時らしい。それでも舞妓さんが歩いてきはるのを見かけたな、祇園へ歩いていく時にコンビニFMがあってはっと、ああここに書店があった。と思いだした。祇園の書店があった時に入ると舞妓さんが続けて三人も入ってきて、うれしいような現実じゃないような気になったのを思いだす。