甲子園界隈

nae586252013-03-24

お花見のニュースもにぎやかな日曜日、午後からお昼に車で出かけたので、西宮甲子園まで家人に行ってもらい、みどり文庫さんの「ひとり古本市」をしている、ひなたぼこへ。丁度、春のセンバツ野球の真っ最中で車の量は多いし応援の人らしき人もゾロゾロ歩いているが、幹線道路から少し入り、とても静かな住宅地にある。
「ひなたぼこ」は初め公民館かと思うようなきれいな建物で聞くと個人のお宅で趣味の織物や手芸に広いリビングのようなスペースの縁側で、ささやかに箱をならべて古本市をしている。前から一度行こうと思っていたので、ようやく伺えてよかった。みどり文庫さんが集めた小説や絵本が可愛くならび、読みやすそうなのを数冊選んでいると中へどうぞと誘われて、リビング風の広いスペースでお茶をいただいて家主の女性や工房の人が熱心に糸つむぎしたりする中で、ゆったりした時間を過ごした。私は手芸が全くダメなので見るばかりだったが、こんなサロン風な場所へ来るのも久しぶりな気がするな。
そのあと、歩いて阪神甲子園駅へ行く途中、甲子園球場の前を通り見ると外野の入口が見え、そうだ高校野球は外野が無料だったと、ふらふらと入り試合中のスタンドを観戦つうか眺めた。ここはまだ球場が戦災のあとの古いままの頃に何度もこうして来て外野席で野球みるというより遊びに来ていたのだなぁ。お弁当やお茶や、大人はビール飲んで開放的なスタンドで家族で陣とって、皆で応援半分の遊びに来ていた。無料だし気軽な遠足気分で、今から甲子園見にいこか。て感じ。そんな高校ぐらいまで見に来てたのを思いだして、うれしかった。
ひとり古本市は毎月するそうだ。縁側の日向ぼこにまた行くのも良いかも知れない。