新宿は紀伊國屋なのか

朝は、ひやっとする寒い日になった。寒の戻りと言うか冬の逆戻り気分で、洗ったばかりのオーバーを仕方なくまた着る。今、上京する作家のことを書いた本が面白く読んでいる。最後が村上春樹の章で、新宿の紀伊國屋で岡崎さんが上京してすぐに村上春樹が店内にいるのを見つけて、東京だなぁ。と思ったのが23年ほど前だと。
何故か東京へ行くと、ここの書店へ行くのは本好きな人なら同じらしい。小説にもよく出てくるのよ、私も20年ほど前に子ども時代別にして自分の意思で東京行った時に一番いきたかった場所だった。実際に目の前にして中に入った時は、あれこんなもんな的な印象でまして夏で暑いし疲れてるし寝不足だしで、とにかく新宿の紀伊国屋へ行ったーと日記に書いておこう。のようなの。本屋は東京堂の方が好きだし新宿は大きすぎてワケわからず疲れるのだ。本屋方面は、神保町が一番だがね。二度目に今度は一人で東京へ行ったのが10年ほど前だったが、この日が一番東京の印象が強いし新鮮だったな。誰かに連れていかれるのでない自分で行きたいとこへ行ったぁと言う気持がある。で、どこへと言えば神保町でタクシーで九段下から乗って夜の東京を走ったのが、ネオンがキラキラで「わぁすごいなぁ」と田舎モンみたいに思ったなーその日は神保町へだけ行ったんだ。
東京へ行くのを上京すると言うのは、今も皆言うんだろか、私は東京へ行くと言うけど。この日見たタクシーからの東京はなんだか憧れ的なのを集めて一番残っている。きっかけみたいになってそれから毎年、仕事でもないしうるさい家人に押し切って自腹で東京へ6年は行ってた。いつもひとり旅。まぁこの頃はそんな熱もすこし冷めてきて韓国行ったりしてるなぁ。どこ行っても本屋は行ってるけど