バードランド

朝から快晴、それに春めいて暖かい日。こんな日に家にこもっているのは勿体ない。と岡本さんぽをした。目的地は、ここで知らせていただいたジャズと珈琲と古本の店だ。前に何度か歩いているので大体場所はわかってたけど少し早すぎてまだ閉まっているので、隣の喫茶店で時間待ちしていたがこの店もジャズが流れてなかなか落ち着いた良い店だった。正午過ぎて、おもむろに隣を覗くと開店している、よしよし。新しい店らしく中もきれいで殺風景に近いほど装飾が少なくし入ると、レコードの回っているステレオにカウンタ5席(多分)東側の壁に古本の棚があり思わずじっと眺めていたらマスターにお茶をどうですか?と声をかけられる。コーヒーか紅茶が350円。
シンプルな店内で渋い本をいつものクセで端から端まで見て二冊購入した。すこしお聞きしたらやはり蔵書を売っているのだとか。どこかで定年まで勤めて退職後は好きなジャズと古本の店を念願かないしたという感じ。とても居心地が良く本もよかったな。岡本の西、天井川近くは学生が沢山歩いている町だが静かで閑静な住宅地。駅へ帰る道に紅い梅の花が咲いてるなと見てたら、前からなんとご近所さんが両手に本のずっしり入った袋を提げて来て、あらまぁとしばらく立ち話し。これこそご近所付き合いだ古本つながりの。どちらも古本買って帰るとこなんだから全くねー
出る時に、うっかり携帯電話を忘れて家に戻り見たら今度は別の古本好きな友人から着信アリ。みんなようやく春らしい晴天に誘われて古本屋めぐりしていたんだな。写真を携帯を忘れて撮れなかったのが少し残念。