女房の方が上

朝からすごく寒く、外は小雪が舞っている。こんな寒い夜に、好き好んで出かけることもないだろに本関係の友人との会があり家を出る。元町で先にモトコーを歩いて、腕時計の電池を交換800円、ここは少し安いのだな。寒風吹きすさぶ中、とぼとぼ歩いていつもの居酒屋へいく。どうもバイトしだしてから前は一番の楽しみと言ってもいい本屋へふらっと行き難く、そこは職場にするもんじゃないのを今更体に染みて感じる。気にしなきゃ良いんだろけど、そんな話を居酒屋でしゃべると、前から本屋で勤続28年の友人は、そうやろと同感ししばらく本屋仕事の愚痴になる。
そうしてると大阪から友人M氏が来て、この二人はダンナより女房の方が年収が上で、男は何もしないと逆に出ていけ状態になるし60なった後に収入がなくなったら、奥さんに養ってもらわなくてはいけないから家事をせっせとしてるとか、ふーんそうなんだ日本もこうして男子厨房に入らずの女は子ども産んで家にいろとかの観念が崩れているのだなぁと末端に生きる生活者の実体を見るわけだすなぁ。
これから男はエライとえらそーにしてると奥さんが仕事でいつしか自分より給料が多くなり、逆転する時代になりつつあるのだよワトスン君。これこそ家事分担の実現だね。とかより離婚されるのが男の方になるのかも。そんな共稼ぎ夫婦の現実を聞いてから、さてもう一軒いこかと元町の飲み屋に精通されている友の案内で地下街のあやしいスタンドへ入ると、あらまぁ思わぬやはり本関係の方ふたりがすでに酔っ払っておられ、着物姿の金髪美人と鳥打帽のかってのイケメンと私等三人でどうしようもない展開に・・・しかしまぁ狭い世界でんなぁ。たのしかったけど毎夜こんな馬鹿な酒盛りしてるとは本屋の未来は明るくない以下自粛