祇園と南座

朝から韓国の大統領選挙のニュースではじまり夜は結果がわかりまたそのニュースで終わる。しかし韓国が女性の大統領が選ばれるのは意外なものがあるな。歴史をみても日本と同じかもっと儒教の教えで女性は男より下、まして政治に口出しなど出きる国ではなく男社会だと思っていたし。それに朴大統領の娘なのも始めて知ったが、これもかなり悪評の高い人で独裁政治だった。彼女はテレビで見ていてもいつもにこやかで優しそうな感じ。未婚で子どももいないと言うのも見たイメージでは意外な感じ。夫がいるとやはり政治のトップになるのは難しいんだろか。日本はいつか女性首相がなる日は来るのか、女性天皇でさへ目くじらあげて反対してんだからねーいつの間に女性が天皇になれないと決めたのか、大昔は女性天皇だったのに。
来週に迫った歌舞伎をみに行くのが楽しみになってきたが京都で千秋楽となれば、おそらく芸舞妓さんも着物で来るだろう。祇園の世界は新年で、お正月の着物になるらしい。今さら何を着ていくか迷うほど服もないし失礼のない質素ないつもの服になる。着物は沢山あるが着ていくほど身の程知らずではない、いつもの格好が一番無理せず目立たずよろしおす。当たりまえだけど京都の着物姿の女性はきれいで着物がさまになっている。昼は普通の着物をきて化粧もひかえめで髪も丸く結っているが見ただけで芸妓さんはわかる。はじまってから入ってきて幕の前に出ていくのが決まりみたいで、楽屋にはひいきの役者さんに名前入りの団扇が飾っている。歌舞伎役者の上の人と舞妓のお座敷の出会いから浮名も沢山あるが祇園内でしか噂されない外では口外しないのだ。なんてのも聞きかじりだす。まぁ南座のとなりが祇園だから昔からの長いお付き合いがあるんだろねぇ。