冬の朝

朝は快晴、すっかり冬の空気がながいぼんやり暑さを含んだ夏の名残を消してくれた。きーんと寒いぐらいの朝の空気は気持が良い。毎年どうしてこんなに暑さがいつまでも残るようになってしまったんだろうか、暑さが苦手な私には全く辛い温暖化である。
とはいえ、暖房を寒くなってもいつまでもつけない仕事場もいい加減困るが今日やっと暖房が入った。しかしつけたのが午後3時前で、帰る直前。どんだけケチなんだ。午前中はどうも真冬でもつけないらしいことがわかる。毛布でもかぶろうかしらと本気で思うほど結構冷える。屋根の下でおれるだけマシと思えと言われそうだ。外でも店頭で売ってるしギャラリーでも古本市しているし総動員で店番してる割にパッとせず。時どき若い子が昼休みに顔をだしたり話していったりで黙ってじーっとしてる事は無く時間になる。明日から防寒対策を考えないと本当に風邪をひいてしまう。綿入れ半纏でも着たらぬくいやろなぁ
神戸はルミナリエがまた始まる。毎年見てるが何度見てもきれいな光のアーチをくぐって歩くのは神戸の風物詩になっているが、近隣の商店等には行列がぞろぞろ歩いて全く客は寄らないし却って売れないと不満をこぼす人も多い。まぁガマンしてちょうだい、一番神戸に人が来る期間なんだしね。
帰る時に駅で小5ぐらいの男の子ふたりしゃべりながらエレベータを待っている言葉が中国語で、そうか元町の山手に華僑の子どもがいく学校があるんだな。電車に乗ってると灘で可愛い制服姿の小学生の女の子がわいわい乗ってくる。名門の女子校で今度は住吉で角帽かぶった制服の男の子が乗り、この時間は名門私学に通う子で一杯。家の近くの駅につくと前のロータリーにお迎えの外車が待っていて、しかし子どもも寄り道ひとつできそうにないね。