小松益喜

nae586252012-11-27

連休三日間の嵐のあとの静けさ、街はいつも通りの平日の火曜日。2階の古本市は、大成功ですごい大人買いする人も少なくなかったらしい。めでたいし、続けば良いと思う。
しかしバイト先に行くのにそれこそまだ古本市が終わったあとの売れ残りの大量の本の箱のすごさを見ると、本の準備から品出し搬出まですごい苦労を思わないわけにはいかない。裏の仕事の方が大変なのだ。どこにでもいるが、表のきれいな仕事だけして裏方の準備や片付けになるとどこかに消えるタイプ(おばさんにも多い)の人には、古本屋はなれんよねーすぐ年下の子を使って力仕事させて当たり前のように謝礼も食事もしないのが居るが、二度とするかと思われて気がつけば誰も手伝ってくれないことになる。そんな人を何人か実際に知ってるが共通してるのがお金にケチ。業者に頼んだらきっちり代金払うんだから、少しはお礼するのが礼儀だろと言われたら当人は当然そうだと言うが実際には全然しないんだな。
今日はバイトしてる間、一番冷えて足が冷たくて痛かった。暖房がまだ入ってないしじっとしてると寒くて風邪をひきそうな気になる。これじゃ夏が思いやられるぞえ、自腹で小型ヒーターでも買おうかしら。お客さんも27日てのは支払日でお金が要る日らしく来ても全然売れない。ヒマな日だったし大きな小松益喜画集を広げて、神戸の異人館の絵を一枚づつ全部見ていた。この人の絵は好きだ。