新米古書店員デビュー

朝は早く起きた。外は快晴、今日からひょんな成行で、古書店でバイトするのだが場所は元町である。これも何の因果かと約３０年前に私は、元町でずっとＯＬをして毎日通勤していた。
朝の通勤電車に乗っていても不思議な気分だった。駅について、これもずっと続けていたモーニングコーヒーを初めての喫茶店で飲み、十五分前にバイト先へ入る。まさかこの年なって初めて書店バイトするとは思わなかったが、とにかくなんとか午後の時間まで何事もなく終わってホッ。お客さんは圧倒的に男性が多く、一人は二時間ほど粘り最後に高価な買物をドーンとしてくれたので少し慌てたなぁ。それでもお客さんが居ないで待っている時間は長い。待つのが仕事みたいだねー
しばらくは古書店バイトが続くかも、主婦の仕事も休みがないのでしばらく疲れるだろうなぁ。待ち時間に本を読んでも良いので今日は『一葉の口紅　曙のリボン』群ようこを読んでいた。仕事で本が読めるのもはじめて。