8月は、さんちか

nae586252012-08-02

ええと8月になりました。言いたくないけど、すごおく暑い日日です。もうこの頃は、亀になったように家の中に籠もっておりましたが、今日は朝から用意して、さんちか大古本市へ行って参りました。
真夏にある、さんちかは地下で冷房も利いているので見ているのもラクでうろうろとエサを捜し歩く犬のように、何回も会場内を歩きまわってなんとか三冊買い。今回、ずっと古本まわりもできないので少し買ってやろうと財布をいつもより膨らまして出かけた割には、大したこと無いかも。人出多く、やっぱ初日だね。年配の男性が多い。その中で、みどり文庫さんと遭遇し帰りに一緒にカフェでサンドイッチと飲み物の軽いランチを食べて収穫した古本を見せ合いした。実は、私、古本歴は長い方だがこういうのを殆どしたことが無いのだな。みどりさんが岩波の文庫を多く買っている中にランボゥがあり、パラッと読む。
これからトンカ書店に行くと言う、みどりさんと別れ別の書店から、三宮ブックオフと見ていると段々疲れてきた。本も重いし帰りの電車で、じゃがいもみたいな黒く日焼けした子ども三人と父母が乗り、じゃがいも君はうろうろ動きまわっていた。夏休みなんだねー 私にも子どもが小学生の頃は大変だったと思うんだが、思いだしたくないのか殆ど覚えてないな。
今日、買った本で樋口一葉日記の口絵に一葉が愛用していた机の写真、半井桃水にあてた年賀状などあった。一葉は25歳で結核で亡くなった。「たけくらべ」を初めて読んだのはいつだったか、忘れてしまったが、ひどく文章から生き生きとみどりの姿が近くに見えるように読めた。それから一葉の小説や文は好きになった。この日記はこれから読むたのしみ。