待合室の黄昏

nae586252012-06-27

今日は余り暑くなく外は夕方は涼しい。梅雨もそろそろ明けそうだ。
今週はじめから母親が入院している。二年前に大腸ガンで手術した同じ大きな病院で、今度はポリープが見つかり切除の手術をした。それで殆ど電話をしない兄弟に携帯で電話したり今日は仕事帰りに病院に来る妹と会うのに夕方から出ていく。親が入院すると、普段用もないしロクに連絡しない兄弟らと親密になったり、やはり血縁てのはなんかある時に感じるな。前の時もそうだったが弟の嫁さんとは一度も電話もしなかったし、あの人は手術の日もあとも見舞も来なかった。まだ母親が子どもの頃からすごく可愛がっていた孫の方が心配して二回も来たり、もし頼んだら手伝いもしてくれただろう。大学の費用も殆ど母親が肩代わりして払い、卒業式によんでくれて喜んでいた。今回も連絡したら病院に子ども連れてきただろうと思う。本音は言わずともわかってくるもんなんだねー
何度も通い慣れた病院へ二年振りにいき、ベッドで寝ている母親とボソボソしゃべっている内に妹が大阪から来て、自販機のある階まで降りて私はコーヒーを飲みながら三人ベンチに並んで半時間ほど身内らしい話をする。夜の病院の待合室てのもいかにもなんか出てきそうな雰囲気があり、そう言いあう。しかしまだこれからも縁がありそうな病院。救急口から妹と外に出て、西宮の駅前で食事しようと店に入り、ビール飲みながらあれこれ一品を食べてしゃべっていた。気がつくと、ハイボール2杯飲んで7品も頼んで、ええ気分で私が勘定を払い駅で東と西に別れる。なんともまぁだねぇ。