金環日食の朝

nae586252012-05-21

今朝の7時30分ごろ朝の仕事行く前の家族がバタバタと朝食を食べている中で、ベランダから東の空をみると、あらきれいにお日様が隠れて金の環みたいになっている。こんなにきれいに日食が見えるとは思わなかったなぁ。
なんだか少し不思議な時間だった。メガネは買わなかったけど、家人が何故か日曜大工に使う溶接用の顔の前にかざす板みたいなメガネ(て言うのかいな)を持ってきて皆、外を眺める。こんなにきれいに日食をみたのは、うまれてはじめて。家から太陽や月がいつも見える南向きの見晴らしの良い家を選んだ甲斐があったな〜
いろいろうんざりすることや、心が暗くなることが立て続きに起きることもある。そんな時代に天使の輪みたいな金のリングは美しかった。
午後から、少し欲しいブツもあり三宮へ出かけた。とりあえず、チップツリー製のマーマレードを一瓶買い横の本屋で「本の雑誌」をひろい読みしたら、6月に神保町へ引越しすると後記にあり少しびっくり。笹塚の事務所は椎名さんのビルじゃなかったっけ。それといつも読む坪内祐三の読書日記の最後の3月26日までだけど、また著者後記みたいなので「私の父」が3月27日に自宅で永眠・・・とあり少し目が止まってしまう。このあとの短い一行の意味は、う〜ん。
そこから元町へ歩いて「海鳴り」をさがしたけど、まだらしい。ここで『希望』杉山平一詩集(編集工房ノア)を買った。杉山氏も97歳で永眠されたばかり。でもそんな高齢なんて詩を読むと全然思えないのだ。詩集を買ったのは、すごく久しぶりな気がする。一度もお会いしたことが無いけれど勝手に親しみをしらず持っている作家ているものだが、突然の永眠のしらせはなんだかかなしい。