天皇誕生日だった

nae586252012-04-29

連休二日目、もうなんだか家の中は汚れだし、洗いものの山にゴミが大量に出したりとどうして連休なると、こうなるんだろと早くも疲れてきた。昨日重い本を持って歩いたので少し腰も痛い。
今日は昭和の日。前は、みどりの日で、その前はずっと天皇誕生日だった。そして家人の五歳の時に病気で亡くなった義母の命日でもある。私は写真でしか知らないが、義父母の命日には写真を飾っている棚(仏壇は長男の家にある)に震災前に住んでいた家の跡に咲いていたフリージアの花を差して、ご飯とお茶を供えた。家人の田舎は西脇のはずれだが本家の奥さんが言うには、娘A子がそっくりだそう。まぁ身内のことを悪く言いたくないが、義兄はとても良い人なんだが仏壇はおもちゃ置き場になり命日やお盆の供養をしてるのを見た事が無い。それでなんだか可哀想になって家でささやかにまつっている。気持ほどだけど。
昼すぎまでゆっくりしていたが、ああ今日は天皇賞があるんだよな。と思うとフラフラと体が動いて気がつくと元町へ。圧倒的人気のオルフェがらみで千円だけ買う。暑いほどの晴天で、そのあと競馬の師匠でもある某古本屋で天皇賞の予想をきいたりしてたが、そのうちレースがはじまり、衝撃の結果がメールで知らされ師匠ともどもがっくり。ウソだろ的な大波乱なレースだった。義母の命日と昭和天皇さんの誕生日な日にギャンブルなどしてはいけないのだよワトスン君。ここで気が落ちたまま、『マス・イメージ論』吉本隆明福武書店)を買い、とぼとぼと帰る。
元町駅前では、南米の音楽を生演奏しているのが空高く響き、コンドルは飛んでいないが銀色の飛行機が空高く飛んでいた。