幸福な朝食

nae586252012-04-21

四月も桜が咲いて散ったなぁ。と思えばもう後半。土曜日の朝は晴れ。
映画「ゴールデンスランパー」の最後に流れる歌がなんかとても良いな。この歌いいな。と思って必死で最後のエンドロールを見て、斉藤和義の「幸福な朝食 退屈な夕食」だとわかった。映画自体は期待しすぎだったのか、もうひとつだったが一番よかったのが歌だった。そう思ってたら、先日ある新聞で原作者の伊坂幸太郎さんが、会社員になるのをやめて小説家になろうと思ったきっかけが、斉藤和義の「幸福な朝食〜」を聴いたから。だったと話していた。ああそうなんだ。と、なんとなくそう思ったのがわかる気がするような歌だな。『ゴールデンスランパー』映画のエンディングテーマ曲に、この歌にしたい。と言ったのは伊坂さんだろう。私は斉藤和義のCDはまだ持ってないんだけど、この歌はききたい。なんだか風貌がひと昔前のフォークソングな感じがするね、原発反対替え歌なんか昔の反戦歌のノリだもの。フォーク歌う人は大きいもんに巻かれたらおかしいのが当たり前で、メッセージを送るための歌うたいなのよ、もともとは。もう皆さん老年みたいな年で生活に追われている。
雑誌「エンタクシー」で西村賢太とマツコデラックスの対談がある。これパッと見はほとんどゲテモノ対談かかも(すんません)前は、石原慎太郎西村賢太の対談だった。芥川賞をとったあとに藤澤清造の全集を賞金で出せると、どこかで書いてたと思うけど多分まだ全集は出していない。お金はもうあると思うが、出せないなんかあるのかな? 自腹で出すのがイヤになってしまったのかもね。「苦役列車」が映画化されるのも少しみたい。
私は日本映画好きなんだが、最近でみてコケたのは『ノルウェイの森』だった。これも期待しすぎたからだろう。松山ケンイチが出ている映画はよくみてるが「カムイ外伝」も大宣伝だけで大したことなかった。「うさぎドロップ」は期待してなかった割にたのしかった。一番好きなのは、青森の脳みそが小さく生まれた男の子が保育園の先生を好きになる映画(タイトルが出てこないよ)あれが松ケンの結構一番じゃないのかなぁ。