三月が終わり

今日で三月が終わり。一年の終わりは大晦日だけど、3月31日はお別れの日だ。送別会があり、去る人に仕事や店を去る人もこの日に集中する。
桜はやっと待ちきれず、ポッとひとつ咲いた。開花宣言するには、ささやかだがこれから毎日、花開いていくのを見る楽しい蜜月。
神戸でも老舗書店が今日で閉店した。東京も大型書店がかなり変わったのを知る。東京堂書店が、改装中だったのをリニューアルオープンし、本好きの人達の話題になっている。なんでもおしゃれなカフェが階ごとにあり、棚もかなり変わったみたいだ。写真で見ただけだと、なんとなくアメリカのメガブックストア風に変わった気がするな。エスカレーターも出来て上階もいきやすくなった(らしい)
正直なところ、私は前の東京堂の落ち着いた本の感じが好きで「ええ本屋やなぁ」と初めて神保町の本店に入った時に思ったし余りがらっと変わったのを良い方に想像できないんだが、今度東京へいく時は、一度見てみないといけないだろう。畠中さんはいるんだろうか
今日は雨の土曜日、車で西宮ブックオフへ二週間ぶりぐらいにいく。ここで五冊買い、中に『象の背中秋元康を午後からパラパラと読んでいたが、あの秋元さん?とテレビでAKBの親分のイメージの強いのが別人かと思うほど。末期ガンを宣告されたサラリーマン男性の余命半年をどう生きていくか、わかりやすい主題だけどついなんだか泣きそうになるとこもあり、あっと言う間に読んでしまった。おそるべし秋元康だ。小説も書くんだよ、少女こき使って大儲けしてるおっさんだと思ってたけどね〜