ひな祭は古本

nae586252012-03-04

三月三日は、ひな祭り。我が家も母手製の、ひな人形があるけど今年は三月なってから忙しく出せなかった。娘A子さんは先週からずっと休みなしで某ワークショップへ仕事終わってから通い詰めで、倉敷へいって夜ご飯ができないのに家に居ない。なので娘K子さんは料理が殆どできず、とりあえず買ったアジの開きを焼いたのだけ、おかずで帰ると家人と二人食べていた。まったくね。歩いて三分に弁当屋、五分でスーパーがあるつうのに何か買えよ。結局、前から居ないからと幾ら言っても出来合いの惣菜、弁当、冷凍物きらいで食べないし冷えた料理をチンするのもきらい。私は女中じゃないし、入院でもして少しはいないとわからないんだろうかと、うんざりしたな。何でも食えよ帰ってきたら手料理ができたてでいつも用意してあると思われると私は、どこへも行けまへん。
その娘K子さんが三月なりやっと仕事へいきだす。なんとか採用が決まり、初出勤した。一応ホッとする。それにおかしいもので私もなんとなく新しい仕事が急に決まり、今日から初仕事をした。なんでも初めて仕事する日は緊張するもんだがやってしまうとなんとかなるもんだし。そんなので、おひなさんを出すどころでは無かったのよすんません。しかし家族皆が、新しい仕事や好きなことをはじめて動きだしていそがしいのは春の風が吹いたように良いもの。夕方に、車で買いモノしてブックオフへいつものコース。娘と外の自販機で缶コーヒーを飲みながら空を眺めてボソボソとしゃべる。
そうそう、前にデイリースムースで知った杉山平一詩集「希望」が現代詩協会賞を受賞した。H氏賞を出している同じところ。おめでとうございます。「希望」編集工房ノアは、神戸の書店でみつけた。林さんが下鴨で堀りだした色紙の「ストーブ」良い詩だった。林哲夫さんも装丁の竹尾賞をとられた。京都の地道な本造りをしている方がたが認められるのは、うれしい。