倉敷へ、ひとっ走り。

nae586252012-03-02

朝は雨がやや降っていたけど、午後には止む。今日は朝、五時半起きで三宮7時初のバスに乗りこみ岡山の備前焼窯から真珠屋経由で、倉敷美観地区をまわるツァーに便乗して、目的は蟲文庫へとひとっ走りに訪問する。
バスツァーなので団体でぞろぞろと動くしいつもなら無料招待でも行かないんだが、倉敷だから行くことにしたのだ。蟲文庫のある本町通は落ち着いた静かな本当に小さな倉が建ち並んでいる通りで、とても良い感じ。前に訪問したのは五年前だったけはいると、大勢のお客さんで満員状態でびっくり。あとで大学のコケを使ったデザイン作品の展示を最後の仕上げしている時だとかで生徒さんで一杯なのだとか。へぇ蟲文庫らしいイベントだねと田中さんに言う。店の中は前と変わらないが新しい本は勿論増えているしあちこちに丁寧に気配りがされているし古い町家なのに、とてもきれいにしているのがわかる。店って店主の性格が出るなぁと、変に感心していた。
なんせバスツァーなので時間制限があり、余り長くはいられなかったが店は新しいお客さんも次々と入ってくるし邪魔もできないので丁度良いくらいだったかな。田中さんは全然変わっておられず、きっと会った人は皆、好印象を持つんじゃないだろかと思う。倉敷に蟲文庫あり。と言われそうだな。亀に再会したかったが、今は冬眠中でずっとエサも食べず眠っているのだとか。ここで「チュウチュウカナッコ」あらいあき(青林工藝舎)他数冊買う。この表紙、田中さんだろ。すこし高野文子の絵みたい。
あわててバスに戻り、あとは神戸へ戻る車中で岡山の独ビールだっけかドイツ麦使ったビールを飲んで気分よく寝てしまってたら神戸に着いた。