三丁目の夕日

nae586252012-01-20

今日も一日、雨が降ったり止んだりの日だった。東京は初雪で寒そうだなぁ。
日曜から旧正月を祝う春節祭があるのを元町でポスターを見て知る。これ中国の派手なお正月で、南京街では獅子舞が踊り人で溢れるのだな。娘が獅子舞大好きなので、いつも一度は見にいく。元町の書店で店長にいつもの誕生日祝いの小さな酒を、おめでとう。とあげる。これもかれこれ10年も続けているなぁ10年ひと昔だよ、大抵ワンカップ酒ひとつとかだけど誕生日て誰かからお祝いしてもらうものだと思うしね。親にも誕生日だけは、ささやかなお祝いをあげる。私も何か毎年してもらうし、やっぱ物の中身でなくそういうのはうれしい。
夜にテレビで「続・三丁目の夕日」を家族皆でみて最後まで結局、コタツに座りこんでずーっと見ていた。こんなベタなネタなのになんだか良い気分になる。昭和三十年代の日本のなつかしい景色があり、私はやっぱブンガクこと実は東大出で小説家で駄菓子屋の主人の茶川さんに目がいった。一生に一度の気合で書いた「踊り子」が雑誌「純青」に載り、芥川賞候補になる。近所のおっさん連中はもう獲ったみたいな大喜びだが、しかし・・・このネタ、誰だ?川端かいやそれに預かって親代わりに育てている子どもが、古行ジュンノスケて、淳ちゃんも笑うぞ。モデルは当時も多くいた無名の四畳半で貧乏な作家のひとりだろうねー 何故か今まで続はみてなかった。スリーも観たくなる映画だね。すこし幸せな時間になる。