賀状あれこれ

ようやく一月も十日。連休が終わる夜に猛烈な耳鳴りとめまいにおそわれる。前にひどいめまいになり天井がぐるぐる回り、死ぬんじゃないかと思ったのが丁度８年前の今日、怖くなって休日開いている病院へ車で駆け込んで、点滴を二本もした。メニエール病だった。正月明けとか、長い休みと年末からの多忙の疲れやストレスが体に出るらしい。薬を飲んでも吐きそうになるのを、ガマンして寝るとやや歩けるほどになる。やれやれ。
もう天井が回るのはゴメンなので、ひどくなる前に薬で止めないといけんのだ。しかし今日、家人と娘が仕事に行ってホッとしたら、めまいも出なくなった。やっぱどっかで限界が来てたんだろーな、年末年始および成人の日の連休は家事と本屋に行けないストレスが溜まっているのだ。
ぽかぽかと天気も春のようにあたたかい日だった。お正月用の葉ぼたんをやめて、春用の苗を窓際の台に置きかえると、すこし春が来た気分。
年賀状に今年も車谷長吉さんから、いつも独特の字で俳句を書かれている。去年、東京で家にまた来て。と言われてたけど都合がつかず行けなかったな。　鏡餅なでし手先で眉なでる。　長吉
　ひび割れの鏡餅除けし指あかし　なえ