成人の日

そろそろ新年気分も終わりと思っていたら、朝いつも歩く散歩コースにある美容院から振袖姿の若い女性が出てきた。あらそうだ成人式なのだ。
この頃は派手なヘァースタイルが多く、爆発したように見える(失礼)のもあったり着物も派手だしレンタル着物で写真セットてのが多いらしい。
私の娘も去年、成人したし振袖は私のを着せて美容院で着付けしてもらい式に出かけて行った。祖母が心配して付いて来て駅まで送っていったな。
20歳の皆さん、おめでとう。 て、ことでニュースを見ていて自分の成人の時の振袖を着た記念写真があるハズなのを見たくなり、古いアルバムを捜してみるものの他のお正月に着た小紋などは出てきたが、肝心の振袖が一枚も無い。実家には一枚奪われるよーに母親が記念写真をとった記憶があるので、あるだろう。なので今度出してもらい一枚コピーしようと思う。その青い振袖を娘が着たのだし。思えば、作る時は百万以上した高価な着物も何十年経ってもまた着れるのは良い。母親は着道楽で高い着物を何枚もつくり、よく着物は要らないから普段の欲しいモノを買ってくれ〜と思ったものだった。普段は始末してどちらかつうとケチだった。
まぁこれは余談だけど私の友人は子どもができてすぐ、ダンナがギャンブル好きでお金を家に入れず離婚して母子家庭でパートをかけもちでして娘を大学までいかせた。その時に成人式でお金が無いので振袖をレンタルもできなかった。それで離婚したギャンブル好きの子どもの父親の姉さんが自分の着物一式を貸してくれ着付けもして成人式に出してくれたと後で写真を見せてもらったことがある。友人の両親は早くに亡くなってたし父親はパチンコ狂いで借金だらけ。その話は、なんだか当たり前のように振袖を着ていた自分に少し頭を打たれたみたいな気がしたな。親は成人式に目に見えないとこですごく苦労してる時もあるんだよ。