映画な日々

今年もあと10日ほど、クリスマスが来て大掃除をして大晦日におせちを作り重箱に詰めてと、年の瀬は主婦にはうんざりする忙しい時期ですね。できれば月が替わっただけと、思いたい。大掃除うう・・・
しかしこの一週間に死去された人のニュースが連日知らされて、めでたいムードは無い。個人的にさびしいのはプロレスの上田馬之介。悪役のはしりで当時めずらしい金髪にして憎たらしいヒールで馬場や猪木を痛めつけていた。あんなお体になっていたのも知らなかった。中島らも原作の「お父さんのバックドロップ」のモデルだろし、らもさんが特別出演で散髪屋のおやじ役で金髪に染めるのをしている。それが最後の仕事みたいになってるしDVDも持ってる。映画監督の森田芳光監督が亡くなったのも、びっくりした。まだ若いのに惜しいよ。今まで作った映画、結構みている。最新作の「〜A列車で行こう」もみようと思う。合掌。
しかし今年は、沢山映画をみた。どんだけ見たか覚えてないし多い時は月に15本ぐらいみたかな。多くは映画好きの友人つながりで見たし、その人ともしょうもない事で縁を切るみたいに会わなくなったのも今年一番辛いことだった。でも映画は好きだし昨日も「海炭市叙景」をやっとみた。函館の風景がきれいな、なんだか哀しくなる映画。旧作も入れたら、すごいこと映画をみているなぁ。哀しいことに覚えていないのよ。メモはつけているけど。韓国映画をいちばんみたと思うが、がっかりしたのは「アジョシ」、逆に良かったのは「チョンウチ」かな。とにかく殺人シーンとかえげつないのが見ていて、おえっとなり他のも同じ傾向で、マヒ状態かよ。とうんざりするのが多い。リアルすぎる殺人なんて見れないんだよ、これは今のマンガやゲームにも共通しているしやっぱ異常じゃないかと思うとこあるね。
全くみれなくなったのが「ミレニアム」。最後までみて気分が悪くなり、すぐ返した。なんだかあの映画は呪われているような恐ろしさがある。怖い映画ばかり売れた一年だったのは、世間が不景気で鬱屈してるのも関係してんだろうな。