竜が昇る

nae586252011-12-12

朝から晴天なり。冬晴れの道では枝に残っていた紅葉も殆ど散ってしまう。最後の一葉だな。こうして同じ道を散歩して一年も暮れてゆく。
某週刊誌で著名作家の今までの年賀状をそろえて出しているのが面白い。へぇこんな人が年賀状出すんだ。と思うようなのあり、作家ならではの個性が出ている。やっぱ上手いのは漫画家で、田河水泡のは龍に、のらくろがまたがり空へ昇っていく絵。来年は辰年なので、イラストを描いてやろかと捜していたのが、「これだ!」と思うようなのだった。さすが、のらくろの作者だ。下世話だけど、この年賀状、古書価高そうだねぇ。
私も白地の年賀状は買ってるが、そんなに早くから書く気がしない。林さんの家に届く、年賀状のベスト入りしたいと毎年思っているけどなんせヘタなので入らないな。一瞬、のらくろを私に替えて絵にしようかと思うが、それはダメだろと諦める。ほんまにねー
我が家で一番安定した仕事をしている娘A子さんがボーナスが出たとかで、日曜に行った西宮ブックオフで、「かもめ食堂」の本とDVDや限定版のなど6000円も買っている。それで300円金券が出たと貰い、こちらは100円の本を5冊買うのに使い、200円。大人買いと子ども買いみたいだにゃ、とほほ。私は「在日」カン・サンジュン(講談社)漢字が出なくてすみません。今までこの方面の本はちと重くて苦手だったけど、さすがきちん客観視があり読みやすく知らないことも多くあった。母のことを書いたのが印象深く残った。カン氏は在日ではじめての東大教授になった。と同胞の中で誇り的な存在になっているとかだが本人は、そんな気持はない。この後に「母 オモニ」の本を出されている。誰にとっても、母親は特別な存在に変わりは無いものね。