カウンターの中から

今年もあとひと月と少し。街ではクリスマスの飾り付けもはじまる。今日、一番びっくりしたのは立川談志さんが亡くなったニュースだった。今までの談志流の、江戸っ子にしか言えないべらんめぇ調の話も、もう聞けないんだな。覚えているのは昔、笑点の司会してたのや新しいのはＭ−1の審査員で出た「なんでだろ〜」の二人組に、おめぇらの来るとこじゃねぇ。と、はっきり言ったのだ。落語はずっときいてないが、今日「饅頭こわい」のビデオをみて談志ええなぁと笑った。やっぱ天才なんだろう。ゆっくりお休みください。
勤労感謝の日、昼から元町へ出て海文堂二階での成田一徹さん個展を拝見する。切り絵の個展てよく考えたら余りないのでは。品の良い酒場を映した切り絵が展示され、真ん中に応接セットがあり成田さんと少しお話した。お母さんを夏に亡くされネットも全然していない。とか。モノクロのハガキをいただく。本にサインをしてもらい、沢山のお客さんで盛況だった。ご近所さんと初めて会った時の話も聞いたな。
下で店長にあいさつ。本をみて外に出ると、どんより曇りで雨もパラついてくるしうろうろする気が起きず帰る。個展は27日までしてます。