尾崎豊、15の夜

金曜の朝は雨、家族の用でバタバタしたな。年末調整の申告もきた。
夕方、雨も止み出かけてMさんと書店で待ち合わせる。大阪から仕事終えてくるので7時前になり、その間雑誌を見てたがなんやら話題の「文藝春秋」がドーンと山積みになって、その山の上から一冊手にとると、尾崎豊の遺書が全文公開されているから。尾崎豊は東京生まれで私立の有名付属高校に入ったが、かなり荒れていたらしく中退して歌手になった。熱狂的つうか狂信的ファンが多く共感する歌をうたった。管理教育に馴染めない中学の校内暴力をあおるように取られ兼ねない「卒業」は大ヒットした。「15の夜」は盗んだバイクで〜と歌い、本当にバイクを盗む中学生もいたらしい。でも「15の夜」は良い歌だと思う。その遺書については、死ぬ時まで持っていたセカンドバッグに写真と共に入っていたもの。
内容は「文春」を読んでください。だが、私はそんなに衝撃的でもなく、大体死因が明け方に泥酔し薬物反応も出て他人の庭でわめいて裸で死んでいた。だし遺書がどうのと言うより、なんとなく尾崎は死にたかったんじゃないか。と思う。もし今も生きてて、おっさんになって「15の夜」をヨレッと歌う尾崎豊より怪しい死に方でお葬式に4万人のファンが泣いて「卒業」を歌うようなのが尾崎の最後に似合ってるよなぁ。と、思ったり。あの「I LOVE YOU」をそっくりに歌った息子は、尾崎二世になれるのか?う〜ん