東京

nae586252011-10-26

慌しい出る直前まで、家の片づけをして旅行カバンを提げて朝早めに家を出る。なんだか今回は出る前の準備が疲れてしまった。新大阪から新幹線に乗り、三年ぶりの東京へ到着。旅行は韓国へ間に行ったから出かけてないわけじゃないけど。
やはり一番は、神保町でここへ行かないワケには行かん。三省堂の前は古本棚ができていて、あちこち神田古本祭用のワゴンが道にできている。すずらん通りに入り歩いてもつぶれた店あり新しい店があり少し変わっていた。小宮山、田村と回りそこでもう大分疲れている。やっぱ、ぶらじるでコーヒーを飲んで休憩。ホッとした。
午後4時に神田の常宿に入り、荷物を置いてから池袋へ。ここも大きな駅で、西口で電話してMさんに迎えに来てもらい、ますく堂へ訪問。いやいやスナックの跡そのままだが或る意味、個性的で面白いし棚の本も見てると飽きまへん。少し場所がわかりにくいが、覚えられると良いのではないか。最近、こんな古本屋は見たことないし。二人で近所の小料理屋でビール飲みながら、刺身や串揚げを食べて話す。9時ごろに別れてホテルで疲れて寝た。
水曜日、朝起きてこの部屋は前が壁で日が差さないのが判明した。やれやれ。安いはずだよ。ゆっくりして(古本関係は朝が遅いのよ)駅前の喫茶店で、モーニングセットを食べて新聞を読む。今日は曳舟ブックマルシェへ行こうと地図は見てたが、電車の乗り継ぎで迷い上野から浅草へ東武曳舟までえらい時間が掛かったなぁ。おまけにカバンは本で重い。道をきいて鳩の街通りへ、なんともチープな商店街を歩いて鈴木荘を発見した。放浪書房さんが店番で、ものすごく驚かれる。「ここ、尼崎じゃないっすよね?」と、あんまりびっくりされて内心やったーと喜んだな。こんなどっきりは楽しいんだな。なんだか武庫川の商店街でしゃべってる気もするような店で、えらんだ堂や他の古本箱を見てまわるけど、どれもきれいにして可愛い。朝日新聞や何誌か記事が出たそうだ。ここで、なんだか東京来てよかった。と思った。この中で買った『酒日誌』坪内祐三を帰りの新幹線で、ずっと読む。東京では野暮用も多く、あちこち銀行も行ったな。カバンは本だらけだ。