扉をたたく人

nae586252011-10-16

日曜は、「ザ・秋晴れ」と言うような一日とても気持の良い秋晴れの日。このところ心身ともに秋愁い気味なこと多く、ウツを晴らしに家族でドライブする。須磨方面へ走り、海を眺めながら気に入りの店でランチをして、長田の広いブックオフなんでも屋で本を買う。動きまわっていると気分も晴れるね。
娘K子さんが一年ほど行ってる仕事パート先で、どうも働き過ぎで父親の会社の社会保険に扶養家族で入ってるのが年103万以上になるのが確実で仕事先でもめている話を連日聞く。大きな会社なのだが経費削減らしく、社会保険に入れてくれず仕事も調整してくれない。12月は仕事ができないし上司は知らん顔で親のスネかじって甘いのどうのと説教され、怒って辞めると言う。しかし辞められると職場が困るらしく、それなら対応してくれよ。スーパーで働く主婦の人も扶養家族年収103万の壁はこの時期モンダイになるらしい。知り合いの奥さんはタイムカードを打たずタダ働きしていた人もいる。そんなバカな。
私も数年前にパート仕事先の病院が忙しくて残業が多く100万近くになり家人の会社から扶養家族に入れない。と警告されたが、オーバーしてなかったので入れたな。私はオーバーしそうなったらタダ働きなど絶対にしない。休むだろう。まぁ今は源泉されるほど仕事してないので良いんだけど。会社員の奥さん、子どもの扶養問題は当事者には深刻な問題だ。103万じゃなく150万にしてくれ。
この頃、ずっと六甲のゲオで家人がDVDを借りて映画をみるので、そのみたのを回して私がみている。『扉をたたく人』を雨の昼下がりにみたら、アメリカへシリアから移民してきた人の良い音楽好きな若い男性と、やる気を失くした大学教授がニューヨークの学会へ渋々出席するために来たアパートで会う。不法滞在で9.11からテロを警戒する政府の移民を認められずドラム演奏を通じて若者と教授の交友、強制的につかまりシリアに送還されるまでに訪れる美しく知性的な母親。クィーンズの刑務所は実物だし現実のアメリカの姿を見ているようで、9.11からの移民の街でもあるアメリカの問題が表現されている残る映画だった。