当世書生気質

nae586252011-08-18

お盆休みも終わり、仕事がはじまった。盆の間、外へほとんど出れずにいたし、仕事がはじまると女盆(女正月のお盆のことね)なのだと暑さも気にせず出かける。
このところ古本ネタ日記化してる風だし面白いのを買ったのに、『当世書生気質』明治18年6月発行 坪内雄蔵(逍遥の本名)晩青堂 定価7銭
和本造り、第一号である。が、復刻版で200円で買ったモノ。内容は今なら週刊誌の面白風刺コラムに近いかもだが、文は文語調でさっと読むのも苦労した。学生の時ならも少し読めたのになぁ
坪内先生の初期小説だが、なんつうか大衆小説ぽく文学性は余りなくおもしろ本かな(多分)本名が坪内雄蔵と知り、ええ〜っと思わず現在の祐三さまを思ったが偶然で血縁ではない(と思う)が読み名が同じて不思議な縁だなぁ。
夕方に元町で友人のMさんと会い、女同士お盆の間仕事より家事や盆行事に忙しかったMさんと養老の瀧でビールで乾杯し、ようやくつかの間の休み気分で飲んで食べてしゃべる。彼女は大手新聞社系の社員で朝五時に起きて家事をして弁当も作り大阪まで仕事に行って夜帰るとまた夕食を作るんだが家族は全然家事をしないそう。おまけにダンナさんが給料が減りつづけ彼女の方が給料が多くなってるとかで不満は増える。私もこの頃あったイヤな事をあれこれしゃべっていたしお陰で、かなりすっきりした。溜めると体に悪い。良い暑気払いになった。