送り火

お盆も送り火、これはお盆には死者の霊が帰っていく（お盆１３日に家に帰ってくる時が迎え火）のに帰り道を迷わないよう照らす灯り。だと思うが、海が近いところでは浜辺で火を焚いた。今はマンションで外で火はたけないし仏壇のロウソクの火をともすだけ。京都の五山の送り火は明日だけど、今年ほどブサイクな送り火も無いだろう。一体何のための送り火か、京の建前と本音が見事に出た、はずかしい記録になるだろうねぇ。津波で流された人たちの霊は東北の海辺で送り火をたくのが一番の供養だと思う。
お盆の間、娘がストレス胃腸炎になり１３日は病院へいったり、寝てても何度も吐いたり具合悪く結局、唯一出かけたのはお墓参りだけ。それすら娘は水をかけるのしんどくて手を合わせるのがやっと。無理できないのでまっすぐ帰り、やっと夜にお粥を食べれる。塩シャケと梅干しで病人食だが私も同じものを意外においしく食べた。
やっぱ暑さで疲れて胃にきてんのかも。今年もひどい蒸し暑さだよね。盆休み前にゲオで８０円セールをしていて７本家族で借り、今日は「転々」をみた。オダギリジョーと三浦友和がニセ親子で東京中を散歩する、おそらく吉祥寺の「いせや」が出てきたり歩き回る場所を見てるだけでもなかなか楽しい。明日からお盆明けだが、はやく娘の病気が治ってほしいぞ。本屋に行けないし。