さんちか参戦

nae586252011-08-04

今日もかなり暑い一日、しかし昨日ゆっくりして体を休めてたので割に元気。朝から、三宮へ。さんちか古本市へ行く。着いたのが午前11時ごろだったがフロアはかなりな人出。殆ど男性ばかりの中をもう慣れたし背中をかきわけて古本を見る。初日の午前中に行くのは、勿論良い本がまだ売れずにあるからで、やっぱこういう昔ながらの古書市も楽しいのだな。顔見知りの古書店の人も多いし本を抱えていると、ご近所さんがすごい勢いで本を出して選んでおられるのに遭遇。かなり本を持っている。買う時にレジでも大得意さんらしい雰囲気で愛想よく話しかけられているし、買いっぷりもすごいなぁ。私は大ぶりの本二冊だけ買う。このブログでもよくコメントいただくし少しお話する。
古本の話かと思いきや、阪神の震災で自宅が全壊した時の話が出て私の家も同じく全壊で、同じ目に遭った者にしかわからないシュールな話もあり規模の桁違いながら震災後の苦労のようなのを聞いてると後で、何度も「あの日」のことを思いだしていた。今は普通に新しい家で暮らしてるが、その頃は必死だった。ただよく言われるが阪神間の人間はあからさまに必死なのを出さないとこがある、自分の方はギリギリだけど見せるのがプライドつうか終わってからやっとそんな話をしたりする。そんなの下らない見栄だと言われそうだけどね。そのせいか神戸でも西や北方面の人には理解されづらい思いが、そんな時する。なんだ大したことなかったのかと思われるようなね。
大変だどうすりゃいいんだ、うわぁと泣きたいのを見せずに、限界まで実は頑張っている生き方が阪神間に昔から住む人にはあるのだと思う。
まぁ今だってまだ結構しんどいが、こうして好きな古本市で本が買えるのは幸せだ。暑くなけりゃもっと良いのにね。