祇園囃子が聞こえる

nae586252011-07-16

七月もはや半ば。今年も暑いです。16日は京都の祇園祭りの宵山、コンチキチンのお囃子の音も街中に流れおそらく京の人は祇園まつりが来ると夏がちゃんと来た気持になるんだろな。夜はおそろしい人出で身動きが取れないほどになるし、勿論暑い。
ちょいと聞きかじり(夜のテレビの受け売り)では、祇園まつりの最初は869年、御霊はらいだった。当時も疫病が流行り、乱は多く町民の不満が高まるのを祭りに集中させて疫病祓いの名目で始めたのが一般説。それから山鉾の豪華な装飾がされ町中総出のお祭りになっていった。今も先頭は長刀鉾で、お稚児さんが鉾の上台から刀で祭りの始りの縄を切る儀式から、山鉾巡行がはじまる。今年で1240年続いている(多分)
たまたま宵山の日に京都へ行った年があった。いつも地下鉄の四条から歩いて河原町へいく途中に長刀鉾の止めてある場所があり、間近で鉾を見たら赤い絨毯のような布が垂れてペルシャ絨毯みたいな模様があり他にも細かい飾りがある。揃いの浴衣を着た男衆がいて前で、ちまきやうちわを売っている。独特のお祭りムードが街中に巻いているようだった。すごい人で用事を済ませて夕方に帰りの電車に乗ったけど、電車も満席で立って帰り、ちょっと祇園さんの時は行かれへんなぁ。と思ったな。舞妓さんも夏の昼休みは涼しげな浴衣で汗もかかず某古い喫茶店で旦那さんとお茶してたりするのを見た。
この前買った新刊書で、村上春樹さんは京都で泊まる時はいつも御池のホテルに泊まる。とあり、あそこかな。と思ったけど。ハルキさんは実は京都生まれで父方の縁も深く、京都とは親しいだろう。お寺の多いとこだけど河原町には大きなカソリック教会があるのだ。私は勝手に一度、中に入りました。