きっぱり夏

nae586252011-07-09

朝から、すごく夏の日。きっぱり夏だ。と宣言されてるみたい。昨日も暑い日だったけど、今日程ではなかったので京都へようやく出かけた。
私鉄を乗り継いで河原町で降り、目的地までやっぱり道を間違える。林哲夫さんと半年ぶりに会い、展示されている絵をみていたら見慣れた風景の古書に埋もれた中で男性がひとり。街の草の絵だった。これ、いいですね。と話していたが、加納さん知ってるのかしらん。しかし中も結構暑く汗が出るのが止まらず。古いビルはすごく気に入ったけど空調がやや古いのが夏はちとしんどいかなぁ。京都も半年以上来てないけど前は毎月来ていたし馴染はある。うろうろするには暑いので目的地だけ行って帰る。バスで移動したが、バスの中が一番涼しかったので善行堂からJR京都行きに乗ってしまい帰ったので他のところへ行けなかった。それでも疲れたな。絵ハガキを沢山買ったな。
夜に『根津権現裏』を読了した。飛ばし読みできない重い小説だが読んでいるとやめられないものがあり読み終わると独特の寂寥感に浸される。この本の中でどれだけ金が欲しい。と出てくるだろう。ちょっとおかしかったのは話し言葉西村賢太の小説に出てくる口調がそのままそっくり。嫌らないね。根津ーは、どうであれ文庫になって読まれることができて良かったのだ。講談社は悔しがってるかもね〜
こまるのは、こう夏本番な暑さになるともう外を長い時間出れない。本屋めぐりも夏休みだよ。