プライドと偏見

nae586252011-05-25

昨日の梅雨模様の雨から今朝は爽やかな晴天。新しい自転車もこれで乗れるのだ。
雨の日はよく映画を家のマイシアター(ようするにひとりだけで見るところ)で好きなようにみるのが楽しい雨の過ごし方にしてるけど、昨日は『プライドと偏見』をみた。原作は18世紀のイギリス。ジェイン・オースティン河出文庫)の『高慢と偏見』。映画は2005年製作ので見た感想を率直に言うと、とても素敵な映画だった。
イギリスの田舎の風景が美しい。舞踏会から高慢きちだと思っていた資産家の男性との次第に恋になる過程もオーソドックスなのだけどそれが却って微笑ましい。ラブストーリーの王道みたいだけど筋がとおっている。
この頃、血なまぐさい映画が続いていたのもあり、しみじみ楽しめたなぁ。また小説も読みたいね。日本なら『細雪』みたいな感じかな。
今日のイギリスは、アメリカ大統領オバマ氏がエリザベス女王と並んでにこやかに話しをしているニュースをしていた。黒人初の大統領が、何世紀も続くイギリスの老いた女王と並んでいる絵はなんだか時代を感じるね。エリザベス女王が、戴冠式でうやうやしく冠をのせられていたのは戦争が終わって間もない年で、とても若い女王の重すぎる冠が何世紀も続くイギリスの歴史をのせているように見えた。と言っても過去の映像で見たのだけど。時代は変わっているのだよワトソン君。