ブッチの子守唄

nae586252011-03-28

朝はまだ寒いけれどお日様は春の陽ざしがするな。今朝はいつもの散歩道の桜がついにひとつ花が開いた。開花宣言もちらほらはじまりいよいよ桜の季節が来たのだ。
しかし震災のニュースは連日続き、余りみてると普通の人でもPTSDになりそう。気がつけば、毎日なんか古本を買っているし、かえって古本熱があると言っても良い買い方に自分で苦笑したくなる。今日も他に用がありついでに寄った某古書店で見つけた鴨居洋子の64年頃の油絵がとてもよく気に入って欲しくなった。小さなグリーン地に女性と白い犬が描かれているので、店主と絵のいきさつや古書業界の裏話をお茶を飲んで話しをした。気がつけば一時間も経ってるしその間にいたお客さんは二人だけど。先週の神戸新聞を貰い本の袋を提げて帰る。ちょっと買いすぎて読むのが追いつかないし積ん読がまた増えてきた。古本好きてのは仕方ないとこがあり増えすぎて困るのに本が増えて机の周りが本の塔が高くたちだすとうれしくなる。去年、かなり蔵書を売ったので畳が見えてたのも埋まりだして見えなくなってくるのが内心うれしいんだから病気だね。
今日もサンボーホールで買った庄野潤三の本の中に短編「ブッチの子守唄」ディモン・ライアンのことが書いてあるのを読んだら、猛烈にそれが読みたくなった。庄野潤三て人はすごいなぁ。ディモン・ライアンはブロードウェイを毎日歩きまわっていたアメリカの作家だが全然知らなかった。まぁこれで明日も本屋回りしてるんだよねーお金が無いと口ぐせのように言ってんのに三月は本を沢山買ってるのだワトスン君。やれやれ